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【ショーンK】ホラッチョ宮崎&学歴詐称の有名人

2016/03/19




「ホラッチョ」がにわかに注目を集める

 週刊文春の報道により学歴詐称で活動を自粛した経営コンサルタントの“ショーンK”ことショーン・マクアードル川上氏。

 このニュースに関して、2016年3月18日にラジオのニッポン放送のお昼の番組「ラジオビバリー昼ズ」で、パーソナリティ(月金のみ)をつとめる放送作家の高田文夫さんが、アシスタントの松村邦洋さんと「ホラッチョ」で盛り上がっていました。

 この「ホラッチョ」とは、週刊文春の記事によるとショーンKことショーン・マクアードル川上氏の高校生時代のアダ名だそうですが、これに噛み付いたのが長年ビートたけしさんの右腕となって、ラジオ「オールナイトニッポン」にも出演されていた高田先生。
「ばかやろ、ホラッチョって言ったら、ホラッチョ宮崎だよな。こっちは81年に流行らせたわ。タレント名鑑でたけしさんと二人で見つけて、大笑いして、ホラッチョ宮崎最高だなって・・・。81年に一世風靡したわ、その言葉、若者のあいだで」
 の言葉に、オールナイトニッポンのヘビーリスナーだった松村邦洋さんも「そうそう」とおしゃっていました。



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ホラッチョ宮崎とは?

 「ホラッチョ宮崎」とは、1981年ころにビートたけしさんのラジオ番組「たけしのオールナイトニッポン」で何度も話題となった「トロンボーン漫談」の浅草芸人さんの芸名だそうです。

 一説にはその後、たけしさんが弟子に次々と「そのまんま東」「ラッシャー板前」「ガダルカナル・タカ」など、奇妙な芸名をつけ続けた発端となったのがこの「ホラッチョ宮崎」という浅草芸人さんの名前だったそうです。

 ホラッチョ宮崎さんがその後どうされたかは不明ですが、今回、高田文夫さんは「おそらくショーンKや同級生も、その当時ラジオを聴いていたリスナーではないか。そこから『ホラッチョ』をとったのだろう」とお話されていました。



 ちなみに「週刊文春 2016年 3/24 号 」の「フジテレビ”新ニュースの顔”の正体 ショーンKの嘘」の記事では、ショーンK氏の同級生二名が、当時のアダ名を覚えていたとして「"ホラッチョ川上"と呼ばれていました。熊本でホラ吹きという意味です。」と報道されています。

 ショーンK氏の故郷が熊本県、ホラッチョ宮崎さんはおそらく宮崎県の出身ということだとしたら、近県なので、いずれにしろ「ホラッチョ=ホラ吹き」という言葉が熊本・宮崎地方の方言であるとは思われます。
 しかし古い方言なのか、あるいは地域が限定的なのか、現在の熊本県民はこの報道に「ホラッチョ?そんな方言知らない」「初めて聞いた」という人も多いようです。

 当時、「たけしのオールナイトニッポン」のリスナーだった方たちは、みなさん「ホラッチョ宮崎」を思い出されたでしょうか。
 私も時々聴いていた記憶はあるのですが、ヘビーリスナーではなかったので、「ホラッチョ宮崎」さんの記憶はありません。

学歴詐称の人々

 日本人はとにかく学歴や肩書に弱いですね。
 欧米では就職するさいも「履歴書」が必要ない場合が多いそうですが、日本的な思考では考えられないことです。

 とかくどこの学校を出て、どこの企業にこれまでいたかを知りたがり、その「過去」で人物を判断しようとすると、やはり今回のような「学歴詐称」や「経歴詐称」が繰り返し起こるわけです。
 特に外国の大学名を出されると、単純に信じてしまうという習慣が日本にはあるようです。

 記憶に新しいところでは(といってもかれこれ17年前・・・)「ミッチー・サッチー騒動」で、元プロ野球選手の野村克也さんの奥様、野村沙知代さんの「コロンビア大学卒」が学歴詐称だとして話題になりました。
 野村沙知代さんは学歴を偽って選挙に出ていたため(落選しましたが)「公職選挙法違反」ではないか?という問題にまで発展し、結局「公職選挙法違反」の告発は東京地検に受理されなかったそうですが、東京地検に前代未聞の1万本近い抗議電話があったそうです。

 同じく「学歴詐称」で「公職選挙法違反」に問われたのが「ペパーダイン大学卒」と偽っていた元衆議院議員の古賀潤一郎氏です(地検は起訴猶予処分としたそうです)。
 今回のショーンK氏の報道を聞いて、私が最初に思い出したのがこの「ペパーダイン大学」の古賀潤一郎氏でした。
 どうもアメリカの「?」という大学名を聞くと、「本当?」と思ってしまいますね。ショーンK氏の「テンプル大学」も最初から「?」という感じでした。

「叶姉妹の露払い」と言われたあの人

 私は30年近い週刊文春の愛読者です。

 ここ数ヶ月は「センテンス・スプリング」の快進撃が止まりませんね。「センテンススプリング」、早くも流行語大賞確実というキーワードですが、受賞するとしたらベッキーさんがトロフィーを受け取るの?(笑)。

 そんな「週刊文春」がおよそ四半世紀くらい前に「学歴詐称」と報道したのが、当時若い女性に人気のセミナー講師兼会社経営者だった「ミス・ミナコ・サイトウ」こと、斎藤澪奈子(さいとうみなこ)さんでした。

 ちなみに漢字違いの同姓同名に「斎藤美奈子」さんという文芸評論家の方がおられますが、無関係です。

 1990年著書「ヨーロピアン・ハイライフ」でデビューされたミス・ミナコさんは「会社経営者」「ヨーロッパ留学経験者」などの肩書と、その派手な容姿で一躍時の人となり、主に女性誌などで特集されました。
斎藤澪奈子 ミスミナコサイトウ

 実は私も当時、ある女性誌に載っていたミス・ミナコさんの紹介を記事を読んで興味を持ち、「ヨーロピアン・ハイライフ」を早速買って読み衝撃を受けました。


ヨーロピアン・ハイライフ―青春のロンドン、フィレンツェ
 ありとあらゆるキーワードが「別世界」「ヨーロピアン」「文字通りのハイライフ」という感じで、実は今でも手元に持っています。

ミスミナコサイトウ ヨーロピアンハイライフ
 だから「週刊文春」で報道された、斎藤澪奈子氏の「ヨーロピアン・ハイライフ」などに書かれた「チェルシーカレッジ」「フィレンツェ大学」「ケンブリッジ大学」などの学歴が嘘だという記事はとても残念なものでした。

 そして後年、あるコラムニストの方が「叶姉妹」を指して「今となってはかつて話題となった斎藤澪奈子など、叶姉妹の前では露払い(つゆはらい=貴人や神霊などといった高貴な者を先導すること、またはその先導する人のこと)」と評していたのには苦笑するばかりでした。
 昔も今も、センテンススプリングのこのセンスが私は大好きなんだけど。

 ちなみに斎藤澪奈子さんは「学歴詐称」と報道されてから人気は一気に急降下し、「どうなったのだろう・・・」と数年後に検索したら、乳がんで死去されたと知ってさらに衝撃を受けました。

 なんでも一切の近代医学の治療を拒み、ヒーリング的なものや東洋医学的な療法でガンと戦っていたそうですが、それも叶わなかったようです。

 昔、何かの雑誌で「最後の晩餐に何を食べる?」と問われた斎藤澪奈子さんが「赤坂「重箱」の『うなぎの白焼』」と回答されておられたのが印象的です。

 「いつか私も、赤坂重箱のうなぎの白焼が食べてみたい・・・」と志を立ててはや四半世紀、いまだに赤坂重箱は遠い。
 「ヨーロピアンハイライフ」に書いてあったタラコの燻製「コッドロー」も、25年前にデパートで探しまわったけど見つからず、「いつか絶対、食べるんだ」と誓ったのに、いまだに口にしていない私。

 学歴詐称とはいわれたけど、ミス・ミナコ・サイトウが残した「一流主義」を、私は今も夢見ています。

 きっと、横文字の大学名や、欧米文化の片鱗、洋行帰り(古い・・・)という肩書に皆、弱いんでしょうね。
 それで甘いマスクだったり、奇抜な外見だったりしたら、多少嘘くさくても「信じたい」という魔法にかかてしまうのではないか?私は斎藤澪奈子さんを思い出して、ショーンK氏のことも同じ感覚になりました。

 

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