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「作りおき」レシピ本表紙がそっくりで小学館が販売中止を申し入れ

料理ムック本の題名や表紙がソックリ

 料理ムック本の題名や表紙がソックリで、小学館が販売中止などを求める申し入れをしたというニュースがありました。

 ニュース→小学館 酷似書籍に販売中止申し入れ 料理ムック本の題名や表紙がソックリ

 申し入れをした側の小学館のレシピ本は話題の「つくりおき」の本です。

 一方表紙カバーデザインが酷似しているといわれている本も「つくりおき」。著者は料理研究家の方で、10年近いキャリアのある方です。


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つくりおき+やせる

 「つくりおき」のレシピ本は数年前からブームでした。

 「つくりおき」」というキーワードに「やせる」というキーワードをくっつけた柳澤英子さんのシリーズは、コンセプトの勝利だと思います。

 以前はラクしたい、家事を簡単にしたい、時間を節約したいという人向けだった「つくりおきレシピ」。
 そこへ「つくりおきで簡単な上にやせる」というダイエット効果を加味したことで、柳澤さんの「つくりおき」レシピシリーズが大ヒット。次々「レンジで」とか「夫もやせる」とか、続編が出ました。

 私は過去に何冊か「つくりおき」のレシピ本を買って、「◯日間保存可能」と書いてあっても、その根拠や安全性が曖昧なので、つくりおきが続かないという記事を以前書きました。

 みんななんで、あんなに「つくりおき」を信用できるのか、不思議です。
 特にこれからの食中毒が多発するシーズン、いくら冷蔵庫に保存しているとか、食べる前に加熱しているとか言っても、2日前や3日前に作ったおかずを何の不安もなく食べることはできません。

 それでも不況の出版界にとっては「つくりおき」は今、鉄板コンテンツなんでしょう。

 奇しくも先週、柳澤さんのつくりおきレシピで12Kgやせたという本を、柳澤さんと共著というかたちで女優の伊藤かずえさんも出版されています。


問題の2冊

 小学館が販売中止申し入れした新星出版社のレシピ本がこちら。



 元の・・・というか小学館の柳澤さんのレシピ本はこちら。



 元の小学館の本は2015年1月19日に発売。販売中止を申し入れた本は2017年5月15日の発売です。

 たしかに表紙の見た目はそっくり。
 2年前に出版した小学館の人気レシピ本を、後発の新星出版社がそっくりにまねしたというのは「表紙を見る限り」では明らかです。

体型キープできるかな

 繰り返しになりますが柳澤さんの「つくりおき」のレシピ本がヒットしたのは「つくりおき+やせる」というキーワードの組み合わせですよね。

 「つくりおき」の本はそれまでも沢山あったけど、「やせる」というキーワードをプラスしたことで大ヒットした。

 私はしかし、この柳澤さんという方がどうも怪しいというか、信用できないんですね。
「52歳で、食事法のみで73キロから1年後に26キロ減の47キロに」
 とレシピ本の紹介にあるけど、そもそも料理研究家をしていて52歳までそんなに太っていたということ自体が、なんだかな・・・・て感じです。

 これは私個人の考え、個人の好みの問題なんですが、「太っている料理研究家」を私はそもそも信用していません。
 枝元さんとかモリクミさんとか、たしかにレシピは美味しそうだけど、作っている人を見て「ああなるのか・・・」と思ったらどんなに美味しそうなレシピでも作る気が失せます。

 柳澤さんもしかり。
 痩せた今はそりゃ信憑性があるけど、73kgあったということを思うとあまり信用できないような・・・。

販売中止を求められた本の著者

 「パクリだ」「インチキだ」と言われているそっくりな本の著者は「松尾みゆき」さんという方です。

 肩書は料理研究家・管理栄養士・フードコーディネーター。
 公式サイトを見る限り、NHKの育児番組で離乳食レシピを案内したり、「シマダヤ」や「らでぃっしゅぼーや」などのサイトでもレシピを紹介されているれっきとした料理研究家の方です。

 こちら→→→料理研究家・管理栄養士 松尾みゆきのホームページ

 今回、ここまで表紙がそっくりだということは著者の松尾さんは知らなかったのかもしれません。

 通常「装丁(そうてい)」という本の表紙や外側の見た目は、出版社側が「装丁家」や「グラフィックデザイナー」などに依頼してデザインしてもらいます。もしくは出版社の編集者などが担当します。

 純文学の小説本などは西加奈子さんみたいに、自ら表紙の絵も描いて、自分で装丁までたずさわる人もいるけど、料理研究家の場合、中身のレシピや完成した料理の画像にはこだわっても、本の表紙や装丁は出版社の編集者におまかせですよね。

 おそらく今回も、著者の方は別の本にそっくだとは知らずに、
「表紙はこんな感じになるんですけど、どうでしょう?」
 と表紙の見本を見せられて、小学館のレシピ本にそっくりとは気づかず、OKされたのだと思います。
 中身は見ていないけど、たぶん、そんなにヒドイものではないはず。

 柳澤さんの「つくりおき」は、Amazonのレビューを見ると「星1つ」の評価も意外と多くて、「おかずの種類が、少なすぎ」「3日経ったら変色し、食べる気もせず破棄した」「そもそも作り置きじゃないですこれ」という厳しい感想もあります。

 もしかしたら、表紙とタイトルさえちゃんとしたもの(柳澤さんの本に似せていない、オリジナルなもの)だったとしたら、松尾みゆきさんのレシピの方が良かったりする可能性もあります。

 元祖「作りおきでやせる」の柳澤英子さんの公式サイトのプロフィールを見ると、肩書は「料理研究家・編集者」です。

 一方、今回販売停止を申し入れされた本の著者の松尾みゆきさんは「管理栄養士」という国家資格も取得されている方なので、こんな形でレシピ本がマイナスの印象で報道されるのは、とんだとばっちりというか、事故ですよね。

 そっくりとわかっておきながら、しれっと出版に踏み切った編集者や出版社の担当者は名前もプロフィールも表に出ないけど、著者は名前が公表されて、まるで「盗作」みたいな間違った印象が植え付けられるんですもの。

「料理研究家を名乗るなら、今、売れてるレシピのタイトルと表紙くらい知っていて当然。自分の本が別のレシピ本にそっくりなことに気づかず、出版にGOサインを出した著者にも問題がある」
 と言ってしまえばそれまでだけど、なんだかかわいそう。

 松尾みゆきさんのレシピ本も素敵な本が沢山あるのに、編集者の悪意?出版社側の落ち度でその経歴にケチがつくのはひどいと思いました。

 →→→Amazon「松尾みゆき」レシピ本一覧はコチラから

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