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【金スマ】勝間さんの「超ロジカル家事」を読んだ感想

2017/06/28

勝間和代の超ロジカル家事

 2017年6月16日TBS系で放送の番組「金スマ」こと「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」で紹介された「勝間和代の超ロジカル家事」に関する情報です。

 「超ロジカル家事」とは勝間和代さんが考案した家事を効率的に時短、節約し、幸せになってお金も貯まるというメソッドです。気になったので早速近所の書店で書籍を買いました。ひとこと言いたいのは「電子書籍版も出してほしかった」てことです。私は電子書籍こそ時短、節約だと思います。家の中で本としての場所を占領しないし、処分もラクだし、内容が容易に検索できるしね。


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「超ロジカル家事」の内容

 「勝間式超ロジカル家事」の内容はひとことで言うと、
「家電や便利グッズなどを駆使して、家事を簡単にしよう」
 というものです。

 まずその前に同じく勝間さんの書籍「汚部屋脱出プログラム」も紹介。

 書店で「ロジカル家事」の隣に並んでいたので、パラパラ見たけど、えげつない「汚部屋」を断捨離によってモデルルームのようなキレイな部屋にされたようです。

 このキレイな部屋の状態をキープし、なおかつ日々の育児や家事をどう効率化していくかという内容なのですが、さすが公認会計士の二次試験に史上最年少で合格した勝間和代さんだけあって、これまでの主婦よりの時短、節約本とは違い、文字通り「ロジカル(論理的。理路整然とした様子)」に家事を省略化しています。

話半分で読んだよ私は(笑)

 勝間和代さんのことをあまり知らないという方、気になる方は勝間和代Wikipediaをご一読ください。

 最初の結婚は慶應義塾大学在学中。学生結婚でした。21歳で長女を出産。その後最初のご主人と離婚され別の男性と再婚。次女、三女と出産されましたが、その男性とも離婚。

 以前テレビで放送されたドキュメントでは、シングルマザーとなって外資系のコンサルティング会社「マッキンゼー」に勤務する勝間和代と、勝間さんが留守の間、家を守って子どもの世話をしている実母(勝間さんの母)の再現ドラマが放送されました。

 本の中で「私は3人の子どもがいる」「これまで家事は家事代行に頼んでいた」という記述がありましたが、まあおそらく実質的な家事や育児は勝間さんの実母がやっておられた。しかし高齢となっていろいろ無理が生じて勝間さん本人が家事をメインで担うことになったという印象でした。

 長女は現在48歳の勝間さんが21歳の時に出産されたということなので、もう20代後半ですね。下のお子さんももう20代だと思われます。子育ての一番大変な時期は、過ぎているかな。その今「家事を見直した」と言わてもな・・・という気もする。ロジカル家事を実践するなら、子どもが幼児や小学生だった時にできなかったのか?その頃は実母に任せっきりだったので、その必要性に気づかなかったのか?・・・たぶんそうだね、というのが正直な感想です。

 子育てしながら仕事もやっている女性ならこの程度のこと、とっくに実践しているだろうし・・・とも思いましたが、ただ、100%否定するつもりはない。ヘルシオやルンバなど、家電を駆使して徹底的に家事をAI化するという点は、私も見習いたい。

ルンバにヘルシオそしてリクック

 勝間さんが推奨しているのが最新家電の使用で家事を簡単にすることです。

 なんと勝間さんはガスコンロは使わず、ヘルシオやIH圧力鍋などでお料理されています。

 火加減を調節するガスコンロや電磁調理器などは、放置してお料理することは不可能だけど、ヘルシオやIH鍋ならタイマーセットして食材を入れておけば放置してもお料理できるから、というロジカル。ガスコンロを使うのはオムレツくらいで、あとはほとんど家電調理器でお料理されているということでした。

 勝間さんいわく、ヘルシオでも最新のものは高額だけど、前年などの古いモデルは安いとのこと。
 確かに2015年や2016年モデルの一段調理タイプは5万円以下で買えます。

 さらに勝間さんおすすめのIH圧力鍋が象印の圧力IH鍋。以前は別メーカーのものを使っていたそうですが、象印の方が細かい温度設定ができるので、おすすめだそう。

 さらにはガスコンロの魚焼きグリルに使うミニトレイも絶賛。これを使うことで魚焼きグリルが汚れないので、魚焼きグリルを使うのが劇的に楽になったそうです。
 これは安いのですぐにでも買いたい!


デュアルプラス オーブントースター・トレー 大型

 そしてルンバ。お掃除はもう機械におまかせ。ただしその前に徹底的に断捨離して、ルンバが走行できる導線を確保する必要があります。

 ルンバは高い。ヘルシオよりIH鍋より高い。しかし勝間さん的理論だと、それを使うことによって生まれる空き時間を時給に換算したら、十分元が取れるという考え方です。

 なんだかうまく言いくるめられているというか、詭弁のような気もしますが、不思議と本を読んでいると「私もルンバ買おうかな・・・」という気持ちになってきます。やはり、過去にも本が沢山売れているだけに、言い回しは上手い。

 さらにノンフライヤーとしても使えるアイリスオーヤマのリクックも勝間さんおすすめ。

 勝間さんのキッチンにはリクック一台、ヘルシオ2台、IH圧力鍋2台というラインナップ。

 何よりもまず「ロジカル家事とか言っても、これだけの家電が置ける広い家に住まないと無理」と言いたい。いや、できる範囲でやってみたいとは思うけど、うちなんてレンジ一台分のスペース確保すらままならないキッチンで、そう何台も調理家電は置けません。


貝印 料理家の逸品 カーブキッチンバサミ

 勝間さん使用のキッチンバサミは貝印のカーブキッチンバサミですが、雑誌「LDK」の2017年 08 月号に掲載されている「キッチン雑貨」の比較テストで1位に選ばれたのは別のキッチンバサミでした。

 ちなみに貝印カーブキッチンバサミのLDKの評価は「◯△×」の3段階で「△」。細すぎる点がマイナス評価です。



 LDKのキッチンバサミ比較テストで1位に選ばれたものはこちら。
 ↓

ヴェルダン(Verdun) オールステン ヴェルダン キッチンバサミ2 OVK-2

 重めの刃身で固いものでもスパッと切れる上、分解できて洗いやすいところが最大のメリットです。

洗濯ネット

 細かい洗濯物は「平干しネット」にばらまくだけ!

積水樹脂商事 セーター干しネット

フレームワーク思考

 勝間さんがマッキンゼー時代に「徹底的に叩き込まれた考え方」が「フレームワーク思考」だそうです。

 私はこの本の中で家電云々より、この「考え方」の部分の方が読んでいて面白かった。
 もっとそういった「マインド」とか「イズム」に特化した内容の本を書かれたほうがいいと思います。
 こんな主婦向け雑誌の時短特集みたいなヘルシオやルンバ推奨記事より、ビジネスマン的思考を家事に転化して応用する理論を確立なさったほうが、勝間さんらしさがより強調されるのではないでしょうか。

 「フレームワーク思考」とは「フレーム=枠組み」を決めてから、情報を整理し、結論を導き出すという考え方です。

 物が沢山あって、これらの物をどうやって収納しようか・・・ではなく、まず収納スペースがあって、ここにどれだけ収納できるかという考え方をする。あらゆることをその手法で考える。料理も材料があって、これでなにを作ろうかではなく、勝間さんは「タンパク質、炭水化物、ビタミンの3種類を食べ物で満たす」と考えて、それなら何が作れるかという思考になるそうです。

負け犬の遠吠え



 ベストセラーになった2004年の酒井順子さんのエッセイ「負け犬の遠吠え」の中に確か、国連高等弁務官の緒方貞子さんも、ジョン・レノンの妻オノ・ヨーコさんも、「仕事と子育てを両立させて成功した女性」と論じられるけど、緒方貞子さんは犬養毅のひ孫、オノ・ヨーコは安田財閥の祖である安田善次郎の孫。どちらも裕福な家庭環境にあることから、子育てといっても一般家庭のそれとは比べ物にならないくらい人手と言う面で優遇されていたはず。だから一般女性が「私も子育てと仕事を両立させて、公私共に充実したい」と思っても、緒方貞子やオノ・ヨーコをお手本にはできない・・・・・というようなことが買いてあったと記憶しています。

 私は勝間和代さんにも、同じことが言えるかなと思います。

 確か以前(10年位前)ドキュメントで勝間和代さんの過去の再現ドラマが放送された時は、シングルマザーになった勝間さんがマッキンゼーで男性と同等に深夜まで残業する様子が再現されていました。

「幼い子どもはどうなってるんだろう?家に放置?」
 と思って見ていたら、子どもの世話は実母が担っていたと紹介されていました。
 まあこれは超個人的な話ですが、すでに実母が他界している私にとっては恵まれていると言うか、羨ましい限りの環境としか思えず。
 私だって実母が健在だったら、バリバリ外で働いて、育児や家事は任せたい・・・・。

 現実社会ではいくら実母が健在でも、そう簡単に実母任せにはできないというのが実情ですよね。

 勝間さんが全て実母に任せっきりだったというつもりはないです。
 だけど、ちょっと、勝間さんが家事や育児を語っているとどうしても、その再現ドラマが思い出されます。

 「ロジカル家事」のオビは漫画家の西原理恵子さんですが、西原理恵子さんは「毎日かあさん」などで再々、実母(西原さんの母)が子どもの面倒を見ている様子を実録されていましたよね。

 普通、シングルマザーだろうが、夫がいようが、フルタイムで母親が働いていたら夫か祖父母が手助けしないと無理ですもの。

 最近結婚報告で話題となった神田沙也加さんだって、子供の頃は母親の松田聖子さんはずっと仕事、仕事で、自分はほとんど祖父母に育てられたとハッキリ語ってます。

 まあ、だいたいそのパターンて、大人になって親と不仲になるよね。
 勝間さんもどこまで本当かはわからないけど、長女とは不仲だと言われていたり・・・。

 うちの夫も全く同じパターンで、シングルマザーではないけど、夫の母親はずっと地方公務員として働き、子どもは実母(夫の祖母)が世話していたそう。その反動からか、夫は母親とものすごく仲が悪くて、悪口しか言いません。

 「ロジカル家事」もいいけど、あまりに機械的にロジカルに物事に対処すると、人と人の絆に問題が生じないか、特に親子の関係は大丈夫なのかと、私みたいなアナログで前時代的な人間(何気に勝間さんと同い年ですがっ!)は心配になってくるのでした。

本音と超深読み

 ああ、実は今日の夕食もファミレスのデリバリで済ませました。子どもはハンバーグに大喜びさ(笑)私なんかの手料理よりずっと美味しいらしい。

 なんだかんだ言って、料理に関しては、勝間式で家電を駆使するくらいだったらお惣菜、冷凍食品、デリバリを駆使します。そして空いた時間で働きたい。

 バツ2ということからもわかるように、勝間さんて「恋愛体質」かと。
 なんでここに来て急に経済評論家の勝間さんが家事本を出したのか。
 新しい分野への進出。世間への還元(ということは本にも書いてある)、とも思えるのですが、私は本を読み進めるにしたがって「これって壮大な勝間和代の『わたし、手料理のできる家庭的な女』アピールなのか?」と思えてきた(笑)。

 もしかして「君の手調理、食べたいな」的な若い男とでも付き合っているのか?

 何か本の中で繰り返し「お惣菜や出来合いの食べ物を買いに行くより、時短だし美味しい」と、最新家電を使った手料理を自慢しておられます。わずか数分でおかずが何品も完成するというのはよくわかったけど、この手の調理家電は後片付けが意外と大変だったりします。
 私は数年前に最新の炊飯器を買ったら、使用後に分解して洗うべき部品が多くてびっくり。結局今うちでその炊飯器を使っているのは夫だけ。私は土鍋で、ガスコンロで炊飯してます。後片付けを考えたら、土鍋のほうがよっぽど楽。フードプロセッサーも同じ理由で使わなくなった。包丁とまな板でみじん切りにしたほうが、後片付けが楽。

 つまり・・・それって本当に便利なのかは、後片付けまで全部やってわかること。
 勝間さんのこだわりが、今ひとつ私には響いてこない。

 ものすごい深読みをすると、恋多き女でもある勝間さんの、異性に対する「私家事できる人アピール」に見えてくるのでした。
 なんか・・・そんな批判するつもりもないけど、鵜呑みにするのもどうかな。
 手料理にそこまでこだわるあまり、レンジ2台、オーブン1台、IH鍋2台て、本末転倒では?
 「プロゴルファー猿」が手作りの木製クラブ一本で勝負するように、はたまた古い歌の文句にもあるように包丁一本 さらしに巻いて旅に出るのが板場の修行でもあるように、道具なんて本当はいらないんです。
 調理家電を沢山買い込むというその行動の裏には、家事に対する自信の無さ、不慣れさが露呈している。
 たしかに便利な調理家電で時短、楽家事はできるけど、本当にすごい人(話題の凄腕家政婦のシマさんとか)には道具は何も必要ないのでした。
 昔から言うじゃないですか「弘法は筆を選ばず」て。

 その格言に当てはめて論じるなら、勝間式は「筆を選びまくって、弘法に一歩でも近づこう」なんですよね。

 つまり勝間さんの言っている「ロジカル家事」は、その前に「超初心者向けの」とか「家事一年生の」と付けてほしい。そういう内容と割り切って読めば、役に立たないこともないという本です。
 家事を20年、30年もやり続けている人(私だ)にとったら、ちょっと「それは・・・」て部分もあります。

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