新仔(しんこ)うなぎとは?
2017年7月23日日本テレビ系で放送の中山秀征さん司会の番組「シューイチ」で紹介された「うなぎ」に関する情報です。
最近人気の「しんこうなぎ(新仔うなぎ)」というものが紹介されました。
新仔とは元々は「稚魚」「生まれて一年以内の魚」などの意味で使われていた用語でした。
特に観賞用の「金魚」を生育する場合に「新仔のらんちゅう(金魚の一種)」などという言い方で使われてきたので、「新仔うなぎ」または「新仔鰻」と聞いて「うなぎの稚魚」「成魚になる前のうなぎ」と思う方も多いようです。
「絶滅危惧種に分類されたニホンウナギを、成長もしきっていないうちに食べてしまうなんて、なんとう暴挙!」
とお怒りの方までいるようですが・・・「新仔うなぎ」とはそもそも「赤ちゃんうなぎ」とか「子どものうなぎ」という意味ではありません!
「新仔うなぎ」の意味とは?
「新仔うなぎ」と世間で言われているうなぎの本当の意味は「養殖のうなぎの中でも、ひときわ成長が早いうなぎ」のことです。
天然のうなぎは成長が遅く、3年とか5年かかってやっと成体になります。
一方養殖のうなぎは、1年以内で食べられるようになるのですが、その中でもやたらと成長の早いものがあって、これが「新仔うなぎ」として早めに市場に出されるそうです。
つまり、うなぎの稚魚とか、まだ成長していない「子うなぎ」を食べるわけではなく、成長が早くてあっという間に成魚になったごく一部のうなぎが「新仔うなぎ」なのです。
ちなみに天然うなぎは3~5年で成魚になっても美味しく食べられますが、養殖のうなぎは1年以上育てると大きくはなるのですが、身が固くなって美味しくないそうです。
つまり、遅かれ早かれ養殖うなぎは1年で出荷されるわけですが、「やたらと成長の早い新仔」は、その中でもひときわ大きいもののことです。
大きいと言っても、生まれて一年未満なので、身はやわらかく「ほろほろと口の中でとろける、夢のような食感」と言われます。
関東では、鰻は蒸したあと焼くのが通常ですが、「新仔うなぎ」はやわらかいので、「蒸し」の工程もいらないほどだそうです。
くわしくはこちらへ→→→うなぎの新仔ってご存知ですか? – グルメ – Jタウンネット 宮崎県
新仔うなぎってウナギの稚魚じゃなくてやたら成長が早くてでかい1年物だよな
昔からふっくらしてるとかで売り出してたよねウナギたんまり食えるほど金もないし絶滅危惧種の件もあって下がってた需要を引き起こそうと、掘り起こした魅力アピール策がこれなんだろうな
— SABA鯖 (@IronSabamiso) 2017年7月20日
新仔うなぎの通販
週末を乗り切る為に ひと足お先に 鰻❗️😋
ローソン
九州産新仔うなぎ蒲焼重#ローソン #土用の丑の日 #新仔鰻 #鰻の蒲焼き #九州産 pic.twitter.com/Apq0HOlY6p— かま社長 (@kama_2016) 2017年7月21日
コンビニの「ローソン」では「新仔うなぎ」が販売されているようですね。
コンビニ弁当にしては高すぎてビックリするようですが・・・・
高ァッ!ΣΣ(゚д゚lll)
間違いじゃ?と思ってローソンのニュースリリース見に行ったらマジでこの値段でした・・・書いてないのはズルイですよねぇ(´-ω-`)
「新仔うなぎ蒲焼重」は¥2690らしいですよw— まめしば (@mamesibarock) 2017年7月22日
確かに養殖とはいっても、そんなに沢山流通しているわけではないようで(生産量の1%未満)、希少性もあってお値段は高めです。
「口の中でとける」「夢のような食感」と言われたら、それでも一度は食べてみたいですね。
通信販売でも買えます!
岩松水産 鹿児島産 新仔うなぎ【1尾約165g たれ・山椒付】
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