日光の天然氷
2016年4月7日NHKで放送の番組「あさイチ」で紹介された「日光の天然氷」に関する情報です。
日光で作られている透明度の高い天然氷と同じような氷を、ご家庭の冷凍庫でも作る方法が紹介されました。
天然氷のような固くて溶けにくい氷ができると、飲み物が水っぽくならず、かき氷も「独特の食感」が楽しめるそうです。
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四代目氷屋徳次郎
その5件のうち3件が栃木県日光市にあるそうなので、日光は言わば「天然氷のシリコンバレー」・・・て言い方も変ですが、天然氷のメッカ、天然氷の総本山、天然氷の特産地なのです。
日光にある天然氷の製造元は四代目徳次郎、三ツ星氷室、松月氷室の3社です。
ちなみにあとの2社は行列のできるかき氷が有名な埼玉県秩父・長瀞(ながとろ)にある「阿左美冷蔵」と長野県の軽井沢にある「氷室「渡辺商会」」と言われています。
東京や、その他の都市部にある「行列のできるかき氷のお店」で使われている天然氷も、これら5社の天然氷を使われているお店がほとんどのようですが、「天然氷」で検索すると「南アルプス・八ヶ岳の天然氷屋|蔵元八義」という会社があったり、神戸市灘区の六甲山でも天然氷を切り出しているという情報もあります。
今回あさイチで「天然氷」のお話をしていたのは「四代目氷屋徳次郎」の山本雄一郎さんでした。
Facebook→四代目氷屋徳次郎
ご家庭で作る「天然氷」風の氷
【用意するもの】
・水(できればミネラルウォーターなどの天然水が望ましい)
・鍋(ミルクパンなど、注ぎやすい形状が理想)またはヤカン
・製氷皿(製氷機)
・ジップロックやレジ袋などの製氷皿が入るサイズの袋
・製氷皿を包むタオル
・冷蔵庫
【作り方】
1.鍋に水を入れ、沸騰させて「空気」を抜く
2.お湯を冷ましたら、空気が入らないようにそっと製氷皿(製氷機)へ
3.製氷皿ごとジップロックに入れ、しっかり口を閉じる
4.袋の外側を乾いたタオルで、ぐるりと一周包む
5.そのまま水平を保って、冷凍庫へ入れる
6.冷凍庫の温度調節ができる場合は「弱」にする
※急冷しないで、ゆっくり凍らせるのがポイント
※「弱」にする時は、他の冷凍食品などへの影響も考える。冷凍食品の都合上「弱」にできない時は、タオルを二重にするなどして、製氷皿を急に冷やさないように工夫する
簡単に透明で丸い氷が作れる「ひょうさく」
以前鈴木杏樹さんのラジオ番組で紹介されていた、透明度の高い氷が簡単に作れる製氷機もあります。
この製氷機は、ゆっくり凍るように容器が工夫されているそうで、普通に水を入れて冷凍庫に入れてるだけで、透明でかたい溶けにくい氷ができるそうです。
オンザロックや水割りなど、お酒を飲むときにおすすめですが、まん丸い氷なので、季節の草花など入れれば「卓上氷中花」としても楽しめるそうです。
ただし使用者のレビューによると、ゆっくり凍らせるだけに「1個作るのに18時間くらいかかる」そうです。
また高さが17cmあるので、冷凍庫のサイズによっては、入らないこともあるそうです。
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通販でも買える天然氷
日本国内で作られている天然氷はなかなか取り寄せるのは難しいようですが、北極圏に近い「アラスカ氷河の氷」などは通信販売でも手に入るようです。