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ウォーキングデッド シーズン7
アメリカのドラマ「ウォーキング・デッド」のシーズン7のあらすじ(ネタバレ)です。
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シ-ズン7第16話”The First Day of the Rest of Your Life(残りの人生の始まりの日)”
邦題:「遺志を継ぐ者たち」あらすじ
【概要】
アレクサンドリアに来たドワイトは救世主を抹殺するために協力すると言うが、デニースを殺されたタラは彼を信じられず、ダリルの怒りも激しかった。だが最初に出会った時のドワイトを知っているダリルは、守るべきものがなくなったと協力の理由を説明する彼を殺すことをためらい、彼の作戦に賭けることにする。そしてニーガン一行が明日アレクサンドリアに来ると知らされ、ゴミ山の住人たちも町に集結し、救世主を待ち受ける。
サーシャは閉鎖された空間で、必死に意識を保っている。音楽がイヤホンから響き渡り、サーシャは意識を失っていく・・・。
回想シーン。
サーシャはソファーで眠っている。エイブラハムがサーシャを起こし、マギーには医者の診察が必要だから、リック達と一緒にヒルトップに向かうと言う。マギーはエイブラハムに、ここに残ってほしいと頼む。
現在に戻って、ニーガンがサーシャの独房へ食事を運んでくる。ニーガンはサーシャに、君が死ぬ必要はないが、リックのグループの誰かが死ぬだろうと警告する。サーシャはニーガンに、私になにを望むのかとたずねる。
別の回想シーン。
サーシャは原っぱで、マギーのとなりに座っている。
アレクサンドリアの独房では、ダリルがドワイトを壁に押し付けてナイフを突きつける。ドワイトは彼の計画を伝えた。数日後にニーガンとその部下がアレクサンドリアにやって来る。その時、ニーガンを攻撃する。そしてドワイトは、ニーガンの基地に「何も問題はない」と無線で連絡し、リックと仲間たちは救世主のトラックで基地に戻り、基地にいる救世主たちが油断したところを攻撃する。救世主の労働者を味方につけ、他の基地も1つずつ潰して終わらせる、と。
リック達がドワイトの計画に同意したあと、ドワイトはニーガンの基地に帰る。ダリルは、戦いが終わったらドワイトを殺すと宣言する。
サーシャはまだ、イヤホンで音楽を聴いている。
再び同じ回想シーン。サーシャはエイブラハムに、あなたが死んだ夢を見たと話す。
現在に戻って、ニーガンはサーシャに、アレクサンドリアを攻撃する時にサーシャをどう利用するかについて語る。3人処刑すると言ってゆずらないニーガンにサーシャは駆け引きして、1人に減らす。
再び回想シーン。サーシャとマギーは原っぱで、遠くを見つめ続けている。
現在に戻って、マギーはジーザスとイーニッドにリックの計画を伝える。彼らは考えた末、アレクサンドリアでの戦闘に加わることにする。
キャロルは王国の人々を、アレクサンドリアへと向かわせていた。以前リチャードがやったのと同じ方法で、ショッピングカートで道路がふさがれている。モーガンが現れ、自分一人で救世主を倒すと断言するが、エゼキエルが、仲間に加わるようモーガンを説得する。
ゴミ山の住人は、ゴミ収集車と自転車で隊列を組んでアレクサンドリアに到着する。門の内側でジェイディスにあいさつするリック。
ダリルとロジータ、アーロンは、アレクサンドリアの門の外側で、空の貨物トラックに爆弾を仕掛けている。
その頃、ニーガンの部下たちは、アレクサンドリアヘ向かう途中の道を塞いでいる木を撤去していた。ユージンはニーガンに、戦いの前にリックを説得させてほしいと頼む。
アレクサンドリアでは、門の外で封鎖の準備を手伝っているタラをゴミ山の住人の一人が見つめている。
バルコニーではミショーンがゴミ山住人のファーロンにライフルを手渡している。「私達が勝つ」とファーロンはミショーンに言う。
サーシャは、目を閉じてしまわないように頑張って、ヘッドホンで音楽を聴いている。
回想シーン。サーシャはエイブラハムに自分の見た夢の話をする。私たちは浜辺にいた。エイブラハムが海にもぐって戻ってこなかったと。エイブラハムはビーチは俺は嫌いだと冗談を言って、さあヒルトップへ出発しようと言う。サーシャは再びここに残るべきだと言って「マギーは自分で自分を守れる」と言う。
アレクサンドリアの攻撃のために準備をするニーガンと救世主たち。サーシャの独房でユージンは、サーシャが「アレルギーの薬(自殺用の錠剤)」を飲まなかった事に安堵感を示す。ユージンはサーシャに、ここでの生活にもじき慣れると言う。「いいえ、あなたのようにはできない」とサーシャは答える。
回想シーン。マギーとサーシャは日の出を見ている。
ゴミ山住人はアレクサンドリアで、救世主の到着の合図を送り合う。リックは正面ゲートの配置につき、その足元にはジェイディスが外から見えないように身を伏せている。ニーガンの一行が到着する。ユージンが現れ、リックに降伏するよう説得する。ユージンの裏切りに戸惑うリックだが、ロジータに爆薬を爆破させるよう合図を送る。ロジータは起爆装置のボタンを押すが、爆発は起こらない。ジェイディスが立ち上がり、彼女の銃をリックに向ける。同時に、すべてのゴミ山住人たちは、彼らの銃をアレクサンドリアの住民に向ける。ニーガンがトラックから降りてくる。救世主の男たちは、爆薬を仕掛けたトラックの荷台を開ける。
一部始終を見ていたミショーンは、リックを助けるためにバルコニーを出ようとするが、ファローンに銃を突きつけられて足止めされる。
ニーガンの部下が、車の荷台から棺を運び出す。ニーガンは、サーシャは棺の中で元気に生きていると言う。ニーガンは、リックがすべての銃を差し出し、ダリルも差し出すなら、サーシャは殺さないと言う。そしてさらに、アレクサンドリアの住民を一人処刑するからリックが選べと言う。リックはサーシャを見せろと言う。ニーガンはルシールを軽く棺に打ちつけてノックする。
ヘッドホンで音楽を聴いているサーシャ。回想シーン。サーシャとエイブラハムはキスしている。エイブラハムはサーシャに、常に他人のために命を賭けるのが我らの使命だと語り、マギーと、彼女のベイビーは未来を担っていると言う。サーシャもそれに同意する。二人はヒルトップへの悲しい運命の旅に出発する。
ニーガンたちがアレクサンドリアを攻撃するために準備していた時、サーシャはユージンに、目的地に着くまで数時間かかることを確認していた。ユージンはヘッドホンとiPodをサーシャに渡す。サーシャはニーガンに、棺の中のほうが休めるから、その中でアレクサンドリアに向かいたいと伝える。そして水だけちょうだいと言う。
棺の中で、ipodの選曲をするサーシャ。音楽が始まると、サーシャは自殺用の薬を口に入れ、水で流し込む。
現在に戻って、ニーガンが棺のドアを開ける。今となってはウォーカーへ転化したサーシャが、ニーガンに襲いかかる。リック達はその混乱に乗じて、彼らの銃をゴミ山住人と救世主に向ける。ミショーンは、バルコニーでファーロンと戦う。ロジータが撃たれる。リックも戦いに加わろうとするが、ジェイディスに銃を突き付けられ身動きできない。
ウォーカーとなったサーシャが、救世主の男の顔に噛み付く。ニーガンとサイモンは、銃撃をかわすため、トラックの後ろに隠れる。
リックは、ジェイディスと新たな取引をしようとするが、ジェイディスはリックの脇腹を撃ち、見張り台から突き落とす。
ファーロンはミショーンを激しく殴る。
ジェイディスはリックをニーガンの元に連行し、カールの隣にひざまづくように命令する。ジェイディスはニーガンに、取引の話を蒸し返し、12人は自分たちがもらうと言う。ニーガンは10人に減らすことをジェイディに約束させる。
ファーロンはミショーンの上半身を、バルコニーから屋根に突き出す。
リックとカールは、ミショーンが持ち場のバルコニーから転落する様子を愕然として見る。ニーガンはリックの裏切りの罰として、カールを殺し、リックの両手を潰すと宣言する。リックは、前にも言ったとおり俺はお前を殺すと宣言する。ニーガンがルシールをカールに向けて振り上げたその時、シバ(エゼキエル王のトラ)が飛び出して来て救世主の男に襲いかかる。キャロルとエゼキエル王はキングダムの人々を率いて、マギーはヒルトップの戦士と共に現れる。再び戦いが始まり、リックもそれに加わる。
ゴミ山住人は発煙筒に着火し、煙に紛れて逃げる。ニーガンとその部下も、トラックに逃げ込む。
リックとカールは、ミショーンが落下したと思われる場所でファーロンの死体を見つける。リックは室内で、激しく殴られてはいるものの、かろうじて意識のあるミショーンを発見する。静かにミショーンを抱きしめるリック。
基地に戻ったサイモンとドワイトは、「B計画」の準備は整っているとニーガンに知らせる。ニーガンはユージンに、なぜサーシャは棺の中で死んでいたのかとたずねる。ユージンは防水シートによる窒息ではないかと推測する。ニーガンは信用できないという目でユージンを見る。
ニーガンは中庭に集まった救世主の人々をまえに「いよいよ戦争だ」と宣言する。
マギーとジーザスは森で、ウォーカーとなったサーシャを発見する。二人はサーシャにとどめを刺し、マギーは涙する。
墓地では、ゲイブリエルがサーシャの葬儀を行う。
ダリルは、正面ゲートでドワイトが彫っていた木彫りの像を見つける。その像の背中には「知らなかった」と書いてある。
診療所では、タラがロジータのベッドサイドに座り、リックはミショーンのベッドサイドで彼女の手を握っている。
回想シーン。マギーとサーシャは原っぱに座って日の出を見続けている。二人は向き合い、微笑む。
リックと、マギー、エゼキエル王は演題に立って人々に演説している。アレクサンドリアとヒルトップ、キングダムは今、一つになっていた。
感想
シバが格好良かった!エゼキエル王も。モーガンももはや「人は殺さない」なんて言っていた過去は忘れ去ったみたいに銃を撃ちまくっていました。
とりあえずこの場はなんとか救世主を撃退できたけど、これは逆に「火に油を注いだ」ようなもので、宣戦布告です。
ニーガンも「いよいよ戦争だ」と言っていたし、リック達もここからが本当の戦いですね。
それにしても、「ゴミ山住人」て何なの?
なんでこれまでも武器を沢山持っていたことや、好き勝手していたことをニーガンにとがめられなかったんだろう。
自転車でアレクサンドリアに来ていた「ゴミ山住人」もいたけど(なにげに、エコロジスト?)、近くに「ゴミ山」があるとしたら、お互いこれまで存在を知らなかったというのもなんだか変ですね。
原作のコミックには「ゴミ山住人」という設定はないそうなので、ドラマオリジナルの登場人物たちだけに、なんだかかなりテキトーな設定でした。
あとサーシャがついに逝ってしまいました。
「自分を交渉の道具に使われたくないから」
というのが自ら命を断った理由だったけど、ダリルは救世主に捕らわれて、さんざん道具に使わたあげく戻って来れたんだから、サーシャにも活路があったはずなのにね。
そして私は何度も出て来る「日の出を眺めるサーシャとマギー」の回想シーンが、伏線に見えてしょうがないです。
公式サイトのあらすじに「flashback」て書いてあるので「回想シーン」としたけど、「記憶の鮮明な想起」という訳もあって、特に過去というわけでもなく、何かの記憶が蘇るという場合の現象でもあるわけですよね。
私はあの場面がどう見ても、天国のように見える。
最後の回想シーンには「互いに犠牲になり・・・」というナレーションも流れていた。これって何かの暗示?サーシャは天に召されたからわかるとして、マギーも?と思ってしまうんですよね。
それにしても、回想シーンが多かった。マギーとサーシャの回想。サーシャとエイブラハムの回想。回想なのか妄想なのか天国での未来の話なのかよくわからず、混乱した。
初期の頃はウォーカーとの戦い、また戦いで、そんな感傷的になる余裕なんてなかったのに。
シーズンが進むうちに、沢山の仲間が去って、前向きな戦いと同時に、過去の感傷が増えてきたのは・・・どう受けて止めたらいいのでしょうか。
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