テレビで紹介

【世界仰天ニュース】家庭菜園のナスで食中毒とは?

投稿日:2018年2月18日 更新日:

ナスで食中毒



 2018年2月20日日本テレビ系で放送の番組「ザ!世界仰天ニュース」で紹介の「死を呼ぶ超危険な食べ物2時間SP」に関する情報です。

 番組の予告で「家庭菜園のナスで食中毒」と言っていたのが気になって、放送まで待てない!とリサーチしたところ、驚きの事実があきらかになりました。

 事件は、2006年5月に沖縄県で実際に起きた食中毒事件でした。

チョウセンアサガオ

 なんと、ナスの食中毒の原因はチョウセンアサガオでした。



 チョウセンアサガオとはウィキペディアによると「ナス科の植物。園芸用にはダチュラの名で広く流通しているほか、マンダラゲ(曼陀羅華)、キチガイナスビ(気違い茄子)の異名もある」ということ。

 現在は食用ではなく、観賞用の植物ですが、元々は薬用植物として江戸時代に日本にもたらされました。

 和名のチョウセンは特定の地域を表すものではなく、単に海外から入ってきたものの意味だそうで、アサガオも単に花がアサガオに似ていることによる命名であり、ヒルガオ科に属しているアサガオとは別種で、ナス科の植物です。



なぜそんなことに?

 予告で「特殊な栽培方法に原因があった」と言われているのは、チョウセンアサガオに「接ぎ木(つぎき)」でナスを栽培していたそうです。
 接ぎ木とは植物体の一部を切って他の植物体に癒着させることです。おそらく根っこから途中まではチョウセンアサガオの茎に、茄子の茎を接ぎ木したと思われます。

 チョウセンアサガオ自体に元々毒性があって、過去にもゴボウとよく似たチョウセンアサガオの根を間違えて食べて食中毒になったり、つぼみをオクラと間違えて食べて食中毒になった例がありました。根に毒性が強いようですが、接ぎ木したことで根の毒素がナスの実まで至った、もしくは身の部分に貯まっていたのではないでしょうか。

 沖縄県の50代の夫婦は、チョウセンアサガオにナスを接ぎ木し、実ったナスをミートスパゲティに入れて食べたところ、ふらつき、ろれつがまわらない、意識混濁などの症状になって、相次いで救急病院を受診したそうです。

 「沖縄 ナス チョウセンアサガオ」のキーワードで検索すると、当時の新聞記事などを紹介するサイトが沢山あります。

 ■参考サイトはこちら>>実は危険な食べ物リスト

 調べたところナスの中毒となった患者の血液からはアトロピンやスコポラミンという毒性のある成分が検出されたそうで、これらは元々チョウセンアサガオに含まれる成分でした。

 なぜそんな毒性のあるチョウセンアサガオにナスを接ぎ木したのか?その謎は番組の放送まで待つしかないようです。

 ■こちらもおすすめ>>【イッテQ】イモト爆笑天国じじいのバラ柄パンツは実は高性能だった



華岡青洲の妻

 チョウセンアサガオと聞いて私がすぐ思い出すのは「華岡青洲の妻」です。

 チョウセンアサガオは元々、江戸時代に「薬用」として日本に入ってきたことからもわかるように「毒にも薬にもなる」植物です。

 江戸時代の外科医だった華岡青洲(はなおか せいしゅう)は、チョウセンアサガオやトリカブトなどを主成分とした6種類の薬草に麻酔効果があることを発見し、世界で初めて全身麻酔を用いた手術を成功させた医師です。

 現代であればノーベル賞級の大発明というか大発見ですよね。

 しかも、動物実験を繰り返したのちに、「人体実験」の第一号となる人物がなかなか見つからず、実母の於継と妻の加恵が実験台になることを申し出て、実母の於継は亡くなり、加恵も失明という大きな犠牲の上に、ついに全身麻酔薬「通仙散」(別名、麻沸散-まふつさん)を完成させたのでした。

 献身的な妻の美談が後に、作家・有吉佐和子によって小説化され、昭和41年に出版されると大ベストセラーになりました。

 私も何度も、テレビドラマ化され映画化された「華岡青洲の妻」を見ました。



 夫の人体実験に、自らの肉体を提供して、命こそとりとめたものの、視力を失ってしまった妻の物語は、涙なくしては見られません。
 また、あまたあるこれらの実験の犠牲の上に、今日の現代医療があることを思い知らされる大作です。

 チョウセンアサガオにナスを接ぎ木で栽培してはダメだということはよくわかりましたが、これを機会にぜひチョウセンアサガオによって世界初の全身麻酔による手術に成功した華岡青洲の物語も、ご一読されてみてはいかがでしょうか。


華岡青洲の妻(新潮文庫) Kindle版
有吉 佐和子 (著)

笑っていいともの事件

 まるっきりの余談ですが、作家の有吉佐和子さんといえば、1984年の「笑っていいとも」のテレビジャック事件とその後の急死が印象的です。
 改めて有吉佐和子ウィキペディアに「あの事件て、記載されているのかな?」と見てみると、なんと驚きの顛末が!

 簡単に言うと、テレフォンショッキングにゲスト出演した作家・有吉佐和子が、司会タモリの「終わりです」「もう帰って」「まだしゃべるんですか?」等の静止を無視して、ほぼ一時間、番組終了まで喋り続けたという「事件」でした。

 当時、リアルタイムでこの放送を見ていた私は、長年(およそ34年間!)有吉佐和子の自分勝手なふるまいが原因で番組がめちゃくちゃになったと思い続けていましたが、さにあらず。実はそれらの全ては「番組側から頼まれてやった演出であった」のでした。

 なんだ、そうだったのか。

 有吉佐和子というと、「華岡青洲の妻」や「恍惚の人」など、名作も沢山あるけど、どうしても最初に思い出されるのがこの「笑っていいともテレビジャック事件」だったので、それが仕組まれたもの、頼まれてやった演出だっと34年目にしてわかり、驚きの事実でした。

 「チョウセンアサガオ」ひとつで、ここまであれこれ思い出す私もどうかと思いますが(笑)。

にほんブログ村 テレビブログへ
にほんブログ村

-テレビで紹介

執筆者:

関連記事

【和風総本家】スペインの三ツ星シェフが愛用する日本産のオブラート

Contents1 日本製のオブラート2 国光(こっこう)オブラート3 カリカリのオブラート4 オブラートの活用方 日本製のオブラート  2017年6月22日テレビ東京系で放送の番組「和風総本家」で紹 …

【平昌五輪】長洲未来のタトゥー?はあのメーカーのテープだった

Contents1 長洲未来のテープ2 長洲未来って?3 KTテープ4 KTテープとは? 長洲未来のテープ  2018年12月12日、平昌冬季五輪のフィギュア団体女子フリーで、日本人を両親に持つ長洲未 …

【メレンゲの気持ち】絶品焼き寿司サバンナ高橋が今田さんにおすすめの店

Contents1 今ログの店2 のどぐろの焼き寿司3 甲羅酒4 「最高レストラン」でも紹介 今ログの店  2017年9月2日、日本テレビ系で放送の番組「メレンゲの気持ち」で紹介の「焼き寿司のお店」に …

【おは朝】2018ホワイトデーにおすすめ「ハーバリウム」

Contents1 いま女性に人気の「ハーバリウム」ってナニ!?2 梅田・ルクアイーレのハーバリウム3 minne(ミンネ)のハーバリウム4 ハーバリウムワークショップ5 通販でも体験できます いま女 …

【どこいこ】やすよ爆買のごはん用冷凍保存容器

Contents1 ご飯の保存容器2 ご飯を冷凍保存そのままふっくら解凍3 フェリシモにもあります ご飯の保存容器  2018年3月4日テレビ大阪系で放送の番組「やすとものどこいこ」で紹介の「保存容器 …




管理人:ヨッシー
好きなもの・・・デパート、百均、文房具。最近アナログな手帳にハマっています。憧れは「伝説の家政婦 シマさん」みたいな料理の達人になること。