玄関開けたら・・・
「玄関開けたら2分でご飯」というフレーズで、あっという間にレンジアップタイプの無菌包装米飯「サトウのごはん」が市民権を得たのは昭和の終わり頃であった・・・・。
そして今、平成26年。およそ四半世紀の時を経て、レンジアップタイプのシャリ玉が発売されていた・・・・それも地味に(笑)。
発売しているのは「サトウのごはん」の会社ではなく、『JAあいち経済連』。
昨日、たまたま近所のスーパーで、チンするタイプのごはんのコーナーを見ていたら、偶然見つけた商品がこの「シャリ自慢」。
これといったPRもPOPもなく、他の白飯や赤飯、雑穀米のパックごはん(レンジ米)と一緒に、地味に陳列されていたこの「シャリ自慢」、なんて画期的な商品なんだと私は驚き、なぜこんなに地味に、なぜこんなに人知れず・・・・と早速買って帰り利用してみた。
ひょっとしたら不味いとか、うまくいかないとか、手順が複雑とか、何か流行らない理由でもあるのかと思った。
だって、これ、すごくない?画期的だよ!見つけた瞬間、思わず私は「すげー」て言ったよ、心の中でね(変な人だと思われちゃいけないからさ 笑)
なにが「すげー!」て、これ常温保存なんだよ。
しかも常温で「製造日から180日」も置いておける。
当たり前だけど、普通の米を180日も常温で置いておいたらカビだらけになる。180日と言ったら約半年。
「サトウのごはんだって、同じだろ」と言うけど、「シャリ自慢」がすごいのは「すでに酢めしの味が付いている」上に「シャリの形になっている」、さらに「10個もシャリ玉が入っている」というこの3点。
冷凍のシャリ
これまでも、冷凍のシャリ玉というのは売られていた。
酢めしの味をつけて、シャリの形にすでに握られたごはんだ。
冷凍庫から出してチンすると、お寿司のシャリが完成。
少し冷まして、あとは寿司ネタを乗せるだけ。
しかし、繰り返し書くけど「シャリ自慢」は常温で保存できる。
だから、「冷凍庫の空きがないから、まとめ買いはできないわ」という心配もない。
常備するなら食器棚にそのまま何パックか保存しておけるのだ。
こんな便利な商品が、テレビでCMもせず、これといったブームにもなっていないなんて・・・・・。いや、きっとこのあと「シャリ自慢」ブームが到来する予感。
今後口コミで広がって、きっと大ヒット商品になると思う。
そして実食
ここまで紹介したからには、お味や使ってみた感想も書かないとね。
早速お寿司を作ってみることに。
↑パッケージにあるように「チンして冷ましてネタのせる」という簡単さ。
↑フタになっているシールを少しはがして、レンジに入れます。
しっかり冷ますのがポイント。冷まさないと、シャリが崩れやすくなります。
で、チンしたあと冷まして、シールをはがした状態がこれ
シャリが入っているケースは柔らかいので、取り出す時若干崩れやすいです。
5分というより、冷蔵庫で10分くらい冷やしたほうがいいかも。焦って早く取り出そうとすると、崩れます。
そして早速ここへネタを・・・・と言っても、うちの子は実はまだ生魚を食べたこと(食べさせたこと)ないんです。
もう幼稚園生だし、お寿司くらい食べても全然大丈夫だと思うけど、私自身がなんだか怖くって・・・・。
なのでこれまでもうちの子は、回転寿司などは玉子、いなりずし、かっぱ巻きにお新香巻きなど、火が通ったネタか野菜系しか食べてません。あとはツナマヨとかコーンマヨの軍艦巻き、納豆巻きに唐揚げや肉団子ののった軍艦巻きなどの変わりダネ(スシローとかくら寿司のね)ばかり。
そこで今回も、主に子供に食べさせようと思い、用意したネタはツナやコーンや納豆。
しかし・・・・シャリ玉を見ていたら急にひらめいた!野菜で本物みたいにできるんじゃないかと。
で、完成したのがこちら・・・・・
マグロとイカ・・・・と思いきや、赤いのはトマト、白いのはカブです。
子供用なので、サビ抜きで、代わりにネタとシャリの間にマヨネーズが塗ってあります。
ここへ先日買ったスプレー醤油をシュシュッとひと吹き。
・・・・・う、うまい!トマト、いける!ベジタリアンの方にもおすすめです。
トマトは普通のトマトを湯剥きして、マグロサイズにカットし、キッチンペーパーで水分をかなり拭き取ってあります。カブは軽くゆでて、画像では目立たないけど、包丁で網目状に切れ目を入れてあります。
ただ子供はテンション低かったですね。タマゴやツナのほうが良かったみたい。
もちろん、ワサビを塗ってお刺身をのせれば、あっという間に本格お寿司になります。
今度は子供用じゃなくて、自分用に豪華なネタをのせてみよう(笑)。
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JAあいち経済連 シャリ自慢/愛知県産米 200g(10玉)×12個